Drama Ryugaku

バックパッカー、英会話、TOEIC講師を経て、現在はネットコンテンツを中心にフリーの映像翻訳者としてパソコンに向かう毎日。英語の習得に費用も手間もかからないネットフリックスを利用しない手はなし!

英語がペラペラって?

今日から「ドラマ留学」というブログをスタートしました!

ネットフリックスのコンテンツを中心に海外ドラマのシーン毎に例を挙げ、英語の表現、面白さ、奥深さを紹介したり、自身の経験を通し英語学習においてどんな壁にぶち当たってきたかを、できる限り文法用語を使わず(便宜上は使用します)書いていこうと思います。

私のブログでは主に中級者以上向けに、英語をどのようなプロセスで勉強するのが効率的なのか、また楽しみながら習得するにはどんな方法があるのか、など教科書には載っていない方法で紹介していこうと思います!

ところで「英語がペラペラ」って何でしょう?よく友人に英語がペラペラでいいね、なんて言われたり、英会話学校に通っていた時、ネイティブの先生に「君は日本人ぽくない喋り方をするね」と言われたものです。正直発音やリズムに関しては少しの自負がありました。話す8割の英語は全て海外ドラマの役者たちのコピーだったからかもしれませんね。当時私が真似をしていたのはSex and The Cityのキャリー、(SATC 帳を作っていました)Friendsの女性キャラ、好きな映画に出てくる女優たち。特にキャリーのセリフはユーモアがあり、自分の単語に置き換え会話に取り入れていました。Friendsにはひねったユーモアなどはあまり出てきませんが、ずっと中級をさまよっていた私には多くの慣用句を学ぶいいテキストになり会話のベースとなる表現をたくさん学びました。

つまり世間一般の人々が思う「ペラペラ」というのは、英語のリズムを真似して体得し、シーンに沿った言葉を自信ありげに声に出せる人です。これを毎日続けていると特有のリズムやしゃべり癖が付くようになり、世の中の人からペラペラだね、と判断されるように。このペラペラ風になるというのは言語習得には欠かせないステップです。しかし日本語のように英語を操るにはペラペラ風を軽く超えないと、海外生活を謳歌するレベルには至りませんよね。

日本人は英文法を間違えるのが怖くて、なかなか思い切って話せないと言いますが、全くその通りで、自分自身もその傾向がありました。

けれどある時、大手企業の企業内会議の内容を書き起こすというお仕事をした時、ちょっとした衝撃を受けました。司会者や管理職の方々の言葉を書き起こしてみると文法のおかしいこと!言い淀み、繰り返し、別の話題の挿入など、書かれたものを本人が読んだら笑ってしまうんじゃないかと。けれどこれはその人達に限りません。日常会話となれば、私たちの文法は間違いだらけで、それは英語も同じです。次回から紹介するドラマのセリフはリアルな英語です。もちろん脚本が元になる会話なのでおかしな文法間違いはありませんが。一度学校で習った英語とは別に、ドラマから会話英語をそのまま吸収してみては?と言うのが私の提案です。

次回からはヘッダーのイラストにも書かせていただきましたネットフリックス新ドラマの「Love」のシーンを取り上げ、使える英語を身につけるポイントと共に紹介。続けて21世紀最高のドラマとも冠される「Breaking Bad」(どっぷりハマりました)、「Sharlock」などを取り上げていきたいと思います!原音も聞けてしかも安いネットフリックス、会話練習や留学準備の強い味方なので、中級以上の学習者にはもってこいです。