Drama Ryugaku

バックパッカー、英会話、TOEIC講師を経て、現在はネットコンテンツを中心にフリーの映像翻訳者としてパソコンに向かう毎日。英語の習得に費用も手間もかからないネットフリックスを利用しない手はなし!

ベター・コール・ソウルから気の利いた表現を学ぼう②

 


前回の続きで、今回はシーズン1エピソード2から。ところで、このベター・コール・ソウル、今年で56回目となるのモンテカルロ・テレビ祭のコメディー部門で最高賞を受賞したそうです!あまり馴染みがないかもしれませんが、実はアメリカのエミー賞と並ぶ世界4大映像祭でとても権威ある賞なのです!(エミー賞も取ってます!!)このドラマの大ファンとしては嬉しい限りですね。

 

variety.com

 

このエピソードでは懐かしのトゥコが登場。ブレイキングバッドを見ていた人なら、あー!!と思わず叫んでしまったはず。それでは早速今日の表現をご紹介。

 

①I'm gonna go glass-half-full here and say, they're not.(37:14)

いや、楽観的に見よう。まだ彼らは生きてる。

②You are light on stickers.(10:30)

ステッカーが足りてないぞ。

 

Meet me halfway.(8:47)

譲歩しよう。(お互いがフェアになるよう、半々のところで折り合いをつけよう。)

 

①この表現は「〜を楽観的に見る」の意味。直訳すると、「コップの半分まで水が入っている」、だけれど、よく言えば「まだ半分も入っている」とも言える。これが転じて「物事を良いように見る」つまり「楽観視する」という意味となった。

ここではgo glass-half-full とありますが、take glass-half -fullとも言います。ちなみにthey're notは直前のセリフを受けているのでthey're not deadのことですね。「彼らは死んでない=彼らは生きてる。」ということです。是非本編で発音などもチェックしてみてください!

 

②be light on 〜で、〜が足りない、の意味。

 

③とてもわかりやすい表現ですね。半分のところで会おう!つまり、どちらも損のないようフィフティーフィフティーで行こう!という意味ですね。市場で値引きをするときにも使えます。$50!$20!Meet me halfway! $35で折り合いをつけるということですね。