ベター・コール・ソウルから気の利いた表現を学ぼう②
前回の続きで、今回はシーズン1エピソード2から。ところで、このベター・コール・ソウル、今年で56回目となるのモンテカルロ・テレビ祭のコメディー部門で最高賞を受賞したそうです!あまり馴染みがないかもしれませんが、実はアメリカのエミー賞と並ぶ世界4大映像祭でとても権威ある賞なのです!(エミー賞も取ってます!!)このドラマの大ファンとしては嬉しい限りですね。
このエピソードでは懐かしのトゥコが登場。ブレイキングバッドを見ていた人なら、あー!!と思わず叫んでしまったはず。それでは早速今日の表現をご紹介。
①I'm gonna go glass-half-full here and say, they're not.(37:14)
いや、楽観的に見よう。まだ彼らは生きてる。
②You are light on stickers.(10:30)
ステッカーが足りてないぞ。
③Meet me halfway.(8:47)
譲歩しよう。(お互いがフェアになるよう、半々のところで折り合いをつけよう。)
①この表現は「〜を楽観的に見る」の意味。直訳すると、「コップの半分まで水が入っている」、だけれど、よく言えば「まだ半分も入っている」とも言える。これが転じて「物事を良いように見る」つまり「楽観視する」という意味となった。
ここではgo glass-half-full とありますが、take glass-half -fullとも言います。ちなみにthey're notは直前のセリフを受けているのでthey're not deadのことですね。「彼らは死んでない=彼らは生きてる。」ということです。是非本編で発音などもチェックしてみてください!
②be light on 〜で、〜が足りない、の意味。
③とてもわかりやすい表現ですね。半分のところで会おう!つまり、どちらも損のないようフィフティーフィフティーで行こう!という意味ですね。市場で値引きをするときにも使えます。$50!$20!Meet me halfway! $35で折り合いをつけるということですね。